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捻挫

捻挫について

ここに捻挫という言葉は良く聞きますね。
主に関節の捻りが原因となることが多いです。骨折の病変は骨であるのは明らかですが、捻挫の病変はどこなのでしょうか。

結論を言うと、腱、靱帯、軟骨、半月板などです。頻度は、腱と靱帯が多いです。

つまり、受傷部位のレントゲン写真を撮り、骨折が明らかでなかったら捻挫の診断になることが多いです。

具体的にどこの部位が捻挫で障害を受けているか画像で評価するには、エコー検査やMRI検査が必要です。当院はエコー検査があるので、どこの部位が傷んでいるかしっかり把握することができます。

捻挫の典型的症状は、受傷部位の疼痛、腫れです。もちろんこれらの症状を欠くのに、捻挫である可能性はあります。
来院される時は、何をしている時に、そしてどのような方向と角度で捻ったのかを教えていただけると、スムーズに診断が出来ます。

治療は、鎮痛剤(痛み止め)の内服、テーピング、固定などです。