メニュー

脳梗塞

脳梗塞について

脳梗塞とは、脳の血管が何らかの原因によって詰まってしまうことです。
これにより、詰まってしまった血管周囲の脳細胞は死んでしまいます。
とても怖い病気ですよね。

脳梗塞の原因は大きくわけて2つあります。

1つ目は、心房細動などの不整脈により心臓内で血栓(血の塊)ができて、それが脳の血管に飛んで詰まることです。
2つ目は、動脈硬化で血管が徐々に細くなっていくことで血管が詰まる機序です。

脳梗塞の症状は多彩です。詰まる血管によって症状は大きく変わります。
呂律が回らない、視野の欠損、物が二重に見える、片側の手足の麻痺などの症状が代表的です。
脳梗塞が疑わしければ、頭のMRI検査をすることで診断をすることが出来ます。

もし脳梗塞となってしまったら、血液を固まりにくくする薬を飲みます。1つ目が原因の場合は抗凝固薬、2つ目が原因の場合は抗血小板薬を飲みます。また脳梗塞を起こして4.5時間以内で一定の条件を満たせば、血栓溶解療法が適応になることがあります。脳梗塞を発症したかもしれないと思った時は、速やかに医療機関を受診してください。