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内科

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風邪

風邪は、ほとんどの人が経験する病気で、発熱と上気道症状(咳、鼻水、喉の痛み)が特徴です。通常、症状は3〜5日間続き、長くても1週間で改善します。

発熱があっても上気道症状がない、または症状が1週間以上続く場合は、風邪以外の可能性があります。特に高齢者は肺炎やウイルス性胃腸炎に注意が必要ですので、早めに医療機関を受診しましょう。

胃腸炎

胃腸炎は多くの場合ウイルスが原因で、「お腹の風邪」とも呼ばれます。代表的なウイルスにはノロウイルス、アデノウイルス、ロタウイルスなどがあります。主な症状は発熱、嘔吐、腹痛、下痢です。通常、嘔吐の後に腹痛があり、その後下痢が続きます。

診断は主に病歴と症状で行い、必要に応じて便培養やロタウイルス抗原検査を行います。治療は特効薬がないため、対症療法と環境の除菌が中心です。解熱剤や整腸剤の使用、飲食が困難な場合は補液を行います。

インフルエンザ

インフルエンザは毎年話題になる感染症で、潜伏期間は平均3日です。その後、発熱、鼻閉、鼻汁、咳、痰、頭痛などの症状が現れます。

健康な成人でもつらい症状ですが、乳幼児や高齢者、肥満者、妊婦、糖尿病や悪性腫瘍を持つ人は重症化リスクが高いです。

高血圧症

高血圧は心筋梗塞や脳梗塞などの疾患の原因となります。無症状で放置されがちですが、未治療では重大な結果を招く可能性があります。

そのため、高血圧は軽視せず、適切な治療を受けることが重要です。サプリメントではなく、医師の指示に従って薬を飲みましょう。

喘息

喘息には、気管支喘息、咳喘息、アスピリン喘息などがあります。気管支喘息はアレルギー体質の人がなりやすく、気管の浮腫や分泌物増加により気流が制限され、咳や呼吸困難を引き起こします。

診断は胸部レントゲン、聴診、肺機能検査、血液検査などで行います。

糖尿病

糖尿病とは、血糖を下げるホルモンであるインスリンが不足し、血糖が高い状態が続く病気です。

糖尿病は大きく分けて、1型糖尿病、2型糖尿病、その他の特定の原因、妊婦糖尿病の4つに分類されます。

高脂血症

高脂血症とは、中性脂肪(TG)や悪玉コレステロール(LDL-C)が高く、善玉コレステロール(HDL-C)が低い状態です。

具体的には、TGが150 mg/dl以上、LDL-Cが140 mg/dl以上、HDL-Cが40 mg/dl以下の場合を指します。原因は肥満、運動不足、喫煙、加齢、遺伝などが多いです。

高尿酸血症

高尿酸血症は、尿酸値が7.0mg/dl以上の状態で、主に男性に見られます。生活習慣が主な原因で、過食や飲酒、肥満が関与しています。他にも白血病や慢性腎臓病などの疾患が原因となることもあります。

高尿酸血症自体は無症状ですが、痛風として症状を示すことがあります。

COVID-19

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)は2019年に中国武漢で発生しました。世界中で6.59億人が感染し、668万人が死亡しています。ウイルスは変異しやすく、軽症から重症化することがあります。高齢者や基礎疾患を持つ人、妊婦にとって特に注意が必要です。

診断にはPCR検査、抗原検査、抗体検査が使われ、それぞれ現在の感染状況や過去の感染歴を確認します。