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B型肝炎

B型肝炎について

B型肝炎ウイルス(HBV)は、肝硬変や肝細胞癌のリスク因子です。HBVの感染経路は主に、医療の現場での針刺し事故、HBVに感染している母親から生まれる子供の母子感染、HBV感染者との性交渉です。

2016年からHBVワクチンは定期接種となりました。それ以前はHBVワクチンの接種を推奨されていたものの任意接種でした。なのでHBVワクチンに対する抗体(HBs抗体)を持っていない人は、世の中に結構いるのです。血液検査でHBs抗体を測定して、低値だった方はHBVワクチン接種を推奨します。

血液検査でHBs抗体が低い方は、HBVワクチン接種の対象です。3回の接種を行います。1回目接種後、1か月後に2回目の接種、2回目の接種から6カ月後に3回目の接種を行います。