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診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前 9:00~ 13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ●※ |
午後 15:00~ 18:00 | ● | ● | 休 | ● | ● | 休 |
初診の方とリハビリの方は、診療終了30分前までの受付となります。
【休診日】日祝、水曜午後、土曜午後 ※第2第4土曜
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認知症の治療に使用される薬には、主にアルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症に対して症状を改善する薬が中心です。これらの薬は認知症の進行を遅らせたり、症状の一部を緩和したりすることが目的で、完全に治癒するものではありません。以下は、主な認知症治療薬の種類です。
認知症の患者では、脳内のアセチルコリンという神経伝達物質が不足しており、この薬はアセチルコリンの分解を抑えて脳の神経細胞の働きをサポートします。アルツハイマー型認知症の初期から中期に使われることが多いです。
例:
ドネペジル(アリセプト): アルツハイマー型認知症のすべての段階で使用され、レビー小体型認知症にも有効とされています。
リバスチグミン(リバスタッチ、イクセロン): アルツハイマー型認知症の軽度から中等度の症状に使用されます。貼り薬タイプもあります。
ガランタミン(レミニール): アルツハイマー型認知症の軽度から中等度の症状に使われ、他のコリンエステラーゼ阻害薬と似た作用を持ちます。
グルタミン酸という神経伝達物質が過剰に作用することで神経細胞が損傷されることを防ぎます。主に中等度から重度のアルツハイマー型認知症に使われます。例:
メマンチン(メマリー): アルツハイマー型認知症の中期から重度の段階で使用され、認知機能や行動の安定に寄与します。
認知症患者に見られる幻覚、妄想、攻撃性などの行動・心理症状(BPSD)に対して使用されることがあります。ただし、認知機能に対して直接的な効果はありません。慎重に使われるべき薬です。例:
リスペリドン(リスパダール): 認知症に伴う興奮や攻撃性のコントロールに使われることがありますが、副作用が多いので使用は限定的です。
クエチアピン(セロクエル): 行動や精神症状を抑えるために処方されることがあります。
認知症患者が抑うつ症状を伴う場合に、気分を改善するために処方されることがあります。うつ状態が認知機能に悪影響を及ぼすことがあるため、治療の一環として使用されます。例:
セルトラリン(ジェイゾロフト): 抗うつ薬の一種で、抑うつや不安に効果があります。
パロキセチン(パキシル): 気分改善のために処方されることがあります。
認知症患者に見られる不安、興奮、睡眠障害に対して使用されることがあります。ただし、これらの薬は高齢者に対して慎重に使われるべきで、転倒や混乱などのリスクがあるため、短期間の使用に留めることが推奨されます。例:
ジアゼパム(セルシン): 不安を抑えるために使われますが、依存性や副作用のリスクがあるため、注意が必要です。
認知症治療の補助として使われる場合があります。例えば、血液の流れを良くする薬や、抗酸化作用を持つサプリメントなどが併用されることがあります。
認知症の薬物治療は、認知機能の維持や生活の質の改善を目指して行われますが、生活習慣の改善や認知リハビリテーションも重要です。食事、運動、認知訓練などを併せて行うことで、治療効果を最大化することが期待されます。
薬の使用は、患者一人ひとりの症状や進行度に応じて調整されるため、医師と相談して最適な治療を受けることが大切です。