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めまいの薬

めまいの治療に使われる薬にはいくつかの種類があります。具体的な薬の選択は、めまいの原因や症状の重さによって異なります。以下は、一般的に使用される薬のタイプです。

1. 抗めまい薬

メニエール病内耳の障害によるめまいに対して使用されます。

例:メクリジン(メクサロン)、ジフェンヒドラミン(レスタミン)など。

2. 抗ヒスタミン薬

めまいの原因がアレルギーや内耳の炎症に関連している場合に使われます。

例:プロメタジン(ピレチア)ジメンヒドリナート(トラベルミン)

3. ベンゾジアゼピン系

不安や緊張からくるめまいを抑えるために使われることがあります。リラックス効果があります。

例:ジアゼパム(セルシン、ホリゾン)クロナゼパム

4. 利尿薬

メニエール病などで内耳の液体バランスを改善するために使用されます。余分な体液を排出することで症状を軽減します。

例:フロセミド(ラシックス)

5. 抗めまい剤の静注薬

急性の重篤なめまいに対して、病院で点滴や注射として使用されることがあります。

例:ベタヒスチン(メリスロン)ジアゼパムの注射

6. ビタミンB12などのサプリメント

ビタミン欠乏が原因である場合には、ビタミン剤が使用されることもあります。

7. 抗不安薬

めまいと不安やパニック発作が関連している場合に処方されることがあります。

例:アルプラゾラム(ソラナックス)

どの薬が最適かは、めまいの原因と患者の全体的な健康状態によって異なりますので、医師に相談することが重要です。

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